国の借金という嘘

 

「国の借金」

今回はあまり深堀はせず、噛み砕いてわかりやすく説明するつもりです。

「国の借金」のような嘘が日本に蔓延っている、私たち国民は騙されていると気づくきっかけになってほしい、一人でも多くの人に真実を知ってほしいという思いで書きます。私自身この「国の借金」の問題は、日本の政治・経済についてちゃんと知ろうとおもうきっかけになりました。

 

 

 

さて本題に入ります。

 

日本の社会人であれば、新聞やネット、TV等で

 

借金大国、日本!?

日本の借金が1000兆円超え!?国民一人当たりの借金は850万円!?

このまま借金が膨らむと日本の財政が破綻する?

 

といった国の借金問題についてのニュースを

誰もが一度は耳にしたことがあると思います。

 

はじめにその「国の借金」について簡単に解説します。

 

日本国家は外国から借金をしています。

その額は日本円で約600兆円程と言われています。

 

ですが日本は約950兆円を外国に貸し付けているので

実際は350兆円の黒字なのです。

この黒字額は世界一なんで、事実上日本は、

世界一のお金持ち国家と言えます。

 

 

では、「国の借金1000兆円」とは何なのか。

どこから借りているのか

 

これは財務省のホームページにも掲載されてますが、

「国の借金」ではなく正式名称は「政府の負債」です。

 

 

 

では政府は誰からお金を借りているのでしょう 

 

 「国の借金 債権者」の画像検索結果

 上記のグラフは日本政府がお金を借りている先の内訳です。

ほぼ半分が日本銀行でその他は日本の金融機関がほとんどです。

 

 

日本銀行には、紙幣を発行する権限があります。

日本政府は国債(借金)という形で日本銀行に紙幣を発行してもらい、

そのお金を日本政府が公共投資や社会福祉など国民の為に投資します。

 

その日本銀行は、実は株式会社でありJASDAQ上場企業なのです。

そして日本政府が株の55%を所有しています。

 

 

株の50%を所有していれば、グループ会社となるので

日本銀行は日本政府の子会社ということになります。

なので、日本政府が国債として日本銀行から借りているお金は、連結決済でチャラにできるんです。

 

要は身内からお金を借りて、借金だと喚いているだけなんです。

わかりやすく言うと、

父親が母親からお金を借りてるだけやのに、

子供に向かって、借金家族やーってゆうてる感じです。

いや家計一緒やん

みたいな

 

ちょっとわかりにくい例えですけどそんな感じです。

特に返す必要のない借金なんです。

 

ではなぜギリシャは借金が膨らみ返しきれず、財政破綻したのか?

これは簡単で、ギリシャ政府は欧州中央銀行からユーロを借りていたのです。

欧州中央銀行は、もちろんギリシャ政府のものではないし、よそものですから

借りたお金は返さなければなりません。

 

日本政府は、子会社である日本銀行から全て円建てで借金してるのですから、

返す必要はないんですね。

 

 

グラフを見れば、日本政府は日本銀行の他に

日本の金融機関からもお金を借りています。

日本の金融機関が貸しているお金は、私たちが預けているお金なので

金融機関は又貸しで政府に貸しているわけです。

ということは日本政府は間接的に我々国民からお金を借りているのです。

なので、

国民一人当たりの借金額850万円という話はちゃんちゃらおかしい。

私たち国民は債権者(貸している側)なのに、なぜか債務者(借りている側)にされているんです。

 政府が日本の金融機関から借りているお金(国債)も

最近では、日本銀行が買い取っているので、

このグラフにおける日本銀行の割合は年々増えてます。

 

ここで少しまとめます。

 

・国の借金ではなく日本政府の負債である

・日本の政府が借りているお金はそもそも身内から借りているだけなので返す必要のない借金である。(連結決済で相殺できる)

 

 

ではなぜ返す必要もない「政府の負債」を「国の借金」として言いふらすのか

 

まず国の借金と聞いて、日本国民は何を考えるのか

ほとんどの人は、国がそんだけ借金を抱えていたら、

これ以上借金が膨らむと日本の将来がヤバい

と考える方が多いと思います。

 

 

そういった人に、消費税増税の話をすると

自分たち国民が少しずつ返さなければならないし仕方がない

と考えるでしょう。

国民一人当たり850万円の借金なんて言われていたら特に。

 

それが狙いです。

政府の負債とは言わず、国の借金と言い換える理由は、

国の借金と言うことで国民にも責任があり、私達自身にも借金があるかのように思わせるためです。

 

 

 

これが国の借金の真実です。

返済の必要がない借金を、国の借金だと言いふらし、国民の不安を煽り

消費税などの増税に納得させられているのです。

 

 

 

 

たいていの人は借金=悪、借金は絶対に返さなくてはならないと思います。

これが常識です。この国民の常識をうまく利用して騙されているのです。

 

 政府にはお金を発行できる能力を持った身内(日本銀行)がいるのですから、

私たち個人や家計、企業の借金の考え方とはまるで異なります。

 

そもそもこの現代の資本主義の世の中では、

借金することで新しいお金が生まれる仕組みになっています。。

今回はお金の発行の仕組みについては詳しく触れませんが、

現代のゆがんだ資本主義、中央銀行制度、通貨発行システムについて

いづれ詳しく書きたいと思います。

 

 最後に、、、

この嘘に関して財務省も認めてます。

 

https://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htm

これは財務省のホームページです。

日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。

といったことが記載されてます。これは円で借金しているのに、財政破綻は考えられないという意味の事が記載されてます。

国のお金を管轄する部署が、このまま借金が膨らんでも問題ないですよって認めてるんです。

 

 また、この記事を読んでから、池上彰の借金についての動画を見るとすごく面白いです

いつもギリシャと日本の借金の比較をやってますけど、

ギリシャは誰から借りているのか

日本は誰から借りているのか

について全く触れません。借金と聞けば、

まず誰が誰から借りているのか

そこ話さないと。

池上彰の「国の借金」についての解説は、

突っ込みどころありすぎて笑けてくるレベルです。

みなさんも政府の回し者には気を付けましょう。

 

ちなみに新聞によく「国の借金」がヤバいと記載されているのは、

一番消費税を上げたがっている財務省が各社の新聞記者を集め、

「国の借金」がヤバいという内容の資料を配布し、レクチャーすることで信じ込ませ

新聞記者がそのままその資料の内容を記事にしているかららしいです。

 

 

 

 

 

この記事の内容が、事実なのか、それとも間違っているのか。

自分でネットやYouTubeを使って「国の借金」と検索したらたくさん出てきますので調べてみてほしいです。今回私が書く内容はかなり薄いですし、私が書いていることが真実かどうかわからない部分も出てくると思いますので、各自気になった人は調べてみてください。