メディアの役割
こんにちは!
日本に帰国して約3週間が経ちました。
今回は日本のメディアについて突っ込みたいと思います
帰国後の2週間の隔離や足を怪我したこともあって家にいる時間が長くなり
日本の報道番組をめにする機会が増えて考えましたが、
意味のない報道ばかり
帰国して改めて感じました
今回その中でも話題になった「伊勢谷友介の大麻取締法違反」「山口達也の飲酒運転及びアルコール依存問題」を例に思ったこと書きます
個人の問題や過去のちょっとした問題を掘り起こして日本のメディアが挙って誹謗中傷し、人格を否定するような報道は本当に必要なのか。
一度間違えを犯した人間を、寄って集って石を投げつけるようにこれでもかと叩いて、社会に復帰できないようにすることがメディアの役割なのか。
そういったメディアの報道の仕方がそういった人たちの社会復帰、行き場を無くしてるとは考えないのか。
報道の内容は、そのまま世論となり社会に浸透します。
私はメディアの報道が、マイノリティに不寛容で生きづらい日本の社会の空気を作り上げてしまったのではないかと思います。
その事件を通して、薬物の危険性や薬物との付き合い方について国民一人一人を考えさせる内容にしなくては本当に意味がない
メディアが本当に取り上げるべき内容はなんなのか
例えば「伊勢谷友介の大麻取締法違反(大麻所持)」についてですが
大麻に関する何も知識がない芸能人が
法律で禁止されているものダメ
の一点張りで議論になっていない。
なぜ芸能人は大麻を使うのか
そもそも大麻とは何なのか
大麻を使うメリット、デメリットは何なのか
コメンテーターが法律だからダメ!というのは簡単ですが、
これじゃ何も解決しません。
TV番組がこんなんだと国民も法律だからダメ!と思考停止してしまいます。
報道番組は、知識のないアイドルや芸人にコメントさせるのではなく、
専門家を呼んで議論し、出演者や視聴者が 改めて考えようとする場を提供しなくてはなりません。
もちろんアルコール関連の事件もそう
これだけ世間でアルコールの事件が問題になっているのに
アルコールの危険性については誰も触れない
アルコールに依存する人が悪い
じゃなくて
なぜアルコールに依存してしまうのか
アルコールとはどういった薬物なのか
物事の背景や仕組みを考えないと何も解決しませんし、
またこういった事件が繰り返しでてきます
日本のTVメディアは本来のメディアの役割を果たしていません
間違いを行った芸能人を吊るし上げるのではなく、
その問題を議題にあげて、今後こういった問題が起こらないように
議論するべき。
そしてその番組をみた国民が一人一人が問題意識をもち、責任を持って行動するようになる。そうして健全でよい社会をつくりあげることがメディアの役割の一つだと私は思います。
日本のクソメディアは、本当に有益な情報を発信してください